本吉 豊、次に繋がる敗北
本吉 豊の東新人王予選。
結果は2RTKO負けでした。
優勢で始まった1R。
前回の再来か?と、ビックリするほど軽快な動きと、アグレッシブな攻撃。
「本番に強い」選手って本当にいるのか。
と、ふと思いました。
しかし、2Rでテンプル(側頭部)に入ったパンチの影響で自分を見失ってしまい、態勢を整えられないまま勢いに呑まれTKO負け-
プライドも自信も粉々になる初めての敗北です。
自分の精神的な弱さを弱さではないと目をそらす。
試合後の控え室で口をつくのは「次は絶対勝ちますよ」でした。
もちろんそれは大事です。
でも私には自分の弱さを認めず次は勝てると、自分に思い込ませているだけなように見えていました。
しかし今日着信のあった本人からのメール。
そこにはプライドを捨て、自分の弱さを認めた上で前に進もうとする内容がありました。
どうやらそれに気づかせてくれたのは親友の厳しい言葉だったようです。
その親友は家庭を守るために未練を断ち切ってボクシングを諦め、本吉に夢を託した元ボクサー。
いい友人に恵まれています。
4回戦ボーイと言えど、曲がりなりにもプロスポーツ選手と言うものは色々な想いを背負っていきます。
でもその想いは大きな力ともなります。
人の想いを魂として自分の拳に宿し得たとき、ホンモノのプロボクサーになれるんだと思います。
もともと潜在能力が非常に高い選手。
どん底から這い上がり、肉体的にも精神的にもタフになって次はやってくれるでしょう!
この一敗で大化けする可能性大です!
山上ボクシングジム トレーナー 三上正彦
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